コラム その5

◆その5

 

ある税理士が申告した申告書を他の税理士が還付請求をするケースが圧倒的に多いと言

えます。

その場合、土地の評価額を再検討して還付されるケースが多いでしょう。

土地は個別性が強く、同じものが二つとありませんから、それに適用できる特例や個別

的要因は一つ一つ異なることに留意すべきです。

相続財産全体で土地の割合は50%余りと言われています。

「払い過ぎた相続税が戻って来ます!」というキャッチフレーズでビジネス展開してい

る税理士がいますが、その中身を吟味してみると、税理士は土地評価の専門家ではないた

め、その評価の仕方が基本的に間違っているケースが圧倒的に多いのです。

やっかいな問題は、少ない税金に対しては課税当局から指摘がありますが、納め過ぎた

税金については課税当局から指摘がありません。

相続税の還付に成功した事例を不動産鑑定士の目から見ると、単純な評価上の誤りが多いのです。

土地評価に精通した税理士に申告してもらった方の納税額が少なくてすみます。