コラム その6

◆その6

 

私の経験から、相続税の税務調査では、預金、有価証券等は徹底的に調べられる

と言ってよいでしょう。

預金の出し入れは、金融機関でほとんど把握されます。マイナンバー制度の導入により、

さらに把握が容易になるでしょう。

私が申告を担当した相続人が銀行の担当者から聞いた話では、調査官が預金の動き等

の調査に6回くらい銀行に来たそうです。

税務調査は、申告後1年いないに来ることが多いといえます。

まず、税理士に連絡があり、立会いに都合の良い日を決定します。

預金等は多くは事前に調査しています。

多額の相続では、経験豊富な調査官が来ます。

私のケースでは、12年前の預金の移動について聞かれたことがありました。12年前には

私は顧問税理士ではなかったため、その移動を把握していませんでしたが、幸いにも相続

人が当時の資料を保存していたため、その預金の移動については説明できました。

また、相続が発生する直前に土地や建物等の譲渡があった場合で、税務当局は申告によ

って譲渡所得を把握しており預金が残っていない間合いは、その預金の使途について説明を求めています。